※もしかしたらネタバレ
「あぁ、イノセンス?そんなん壊したさ」
「馬鹿な!あれは神が我らに与えた賜うた……っそれに貴様は神に選ばれた使途なのだぞ?!」
怒り、驚き、交々入り混じった言葉を鼻で笑い飛ばす。
「神なんぞクソ食らえだ。アレがイノセンスだったせいで、俺は大事なモンを随分となくしたんだ」
「そんなん珍しくもないだろ」
慣れ親しんだ、けれど慣れない感情を押し込めた声を聞く。
「あぁ……確かに珍しくねぇ話だ。そんなん殆どのエクソシストはみんなそうだからな」
「分かってるなら、何で……っ!」
「けどな、だから何だってんだ?珍しくない?みんな同じ?一体それが何の足しになる。どうして俺が怒りを抑える理由になるんだ?傷の舐め合いでもしろってか?ふざけるなよ」
言葉を失う人間たちに、俺は顔に表れていた感情の上から優しく笑みを塗り込めた。
「俺のプライドは高いんだ。だけどな、なくしたのは、そのプライドを形作る土台であり、プライドを飾る頂点だった。それを奪った神の手下風情が、のうのうと生きてられると思うなよ?皆殺しだ」
台詞が陳腐、要改訂。何話先か不明、必要な部分か未定。前後の流れが不明、発言者の特徴なし、描写不足、要加筆。